Serenite

コラム

2025-06-06 10:31:00

怪我とリハビリ的鍼灸

最近、「足をひねってしまった」「運動中に足首をくじいた」とおっしゃる患者さまが増えています。薄着になり身体を動かしやすい季節になったことで、冬のあいだ控えていた運動を再開された方も多いのではないでしょうか。

しかし、よくお話をうかがっていると「実は同じところを何度も捻っているんです…」という方がとても多くいらっしゃいます。
その“繰り返す捻挫”、軽いケガだと思っていませんか?

 


 

捻挫は「靭帯の損傷」。正しいケアが必要なケガです

捻挫は、関節を支えている「靭帯」が部分的に伸びたり、切れたりすることで起こる軟部組織の損傷です。靭帯は、骨と骨を安定してつなぐ大切な組織。ここにダメージがあると、関節の安定性が低下し、再発しやすい状態になります。

損傷直後は、痛み・腫れ・熱感・内出血などの症状が見られ、場合によっては関節が動かせない、体重をかけられないなどの重い状態になることも。重症の場合は手術が必要になるケースもあります。

「病院へ行くほどじゃないかも」と思ってそのままにしてしまうと、靭帯の修復が不十分なまま時間が経ち、慢性的なぐらつき・違和感・再発を繰り返す原因になることも少なくありません。

 


 

冷やす?温める?――自己判断の前に大切なこと

よくご質問いただくのが「冷やした方がいい?温めた方がいい?」というケアの方法です。基本的には、

急性期(捻ってから1~2日):熱感・腫れがある → 冷やす

慢性期(3日以降〜):腫れが引いて動かせるようになった → 温める

 

が目安になりますが、症状や回復スピードには個人差があります。まずは整形外科を受診して、骨折などの有無や重症度を確認することが大切です。

 

 


 

捻挫後の“その先”に、鍼灸という選択肢

足首の捻挫を繰り返す方には、

・痛みが長引いている

・関節がぐらつく

・同じ方向にまた捻るクセがある
といった共通点があります。これは、靭帯や筋肉の回復が不十分なまま過ごしてしまった結果かもしれません。

セレニテでは、こうした慢性化した捻挫や回復途中の不調に対して、鍼灸を“リハビリ的”に活用しています。

 


 

鍼灸の役割:ただの痛み止めではなく、根本回復のサポートに

鍼灸には、

鎮痛作用(痛みを和らげる)

消炎作用(炎症を落ち着かせる)

血行促進(回復に必要な酸素と栄養を届ける)
といった効果があり、自然治癒力を高める働きをします。

捻挫の回復を早めるだけでなく、「しっかり治す」ことで再発しにくい関節の状態をつくることができます。これは、湿布や痛み止めだけでは補いきれない、鍼灸ならではの強みです。

 


 

セレニテの鍼灸は、全身からアプローチする回復ケア

Sereniteでは、単に痛みのある足首だけを見るのではなく、姿勢のバランスや歩き方、全身の連動性を見ながら施術を行います。
必要があれば、肩や腰、骨盤など全体の調整を組み合わせて「捻挫しやすい体の使い方」そのものにもアプローチしていきます。

「もう何度も同じ足をひねってしまう…」
「すぐ治ると思って放っておいたらずっと違和感が残っている」

そんなお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。しっかり整えて、捻挫を繰り返さない体づくりをお手伝いします。

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鍼灸サロンSerenite(セレニテ)

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